E-7ビザの書類:2026年の賃金要件、会社の書類、雇用理由書
外国人専門人材をE-7で採用する韓国企業向けに、公式の提出書類、2026年の賃金要件、雇用理由書の書き方をまとめました。
ひと目でわかるポイント
- E-7-1の賃金要件(2026年2月1日~12月31日)
- 年31,120,000ウォン以上
- E-7-2・E-7-3の賃金要件(2026年)
- 年25,890,000ウォン以上
- 認定書の申請先
- 会社所在地を管轄する出入国・外国人官署
- 税金の書類
- 国税・地方税の納税証明書、滞納がないこと
- 外国人登録後の転居
- 15日以内に届出、怠ると100万ウォン以下の罰金
- 雇用理由書
- 外国人が必要な理由と担当業務を具体的に
このガイドは、外国人の専門人材を特定活動(특정활동)E-7ビザで採用する韓国企業と、その候補者のための案内です。出入国・外国人官署(출입국·외국인관서)は主に書類で判断します。職務が許可職種に当たるか、会社が実際に運営され税金を納めているか、年俸がその年の賃金要件を満たすか、なぜ外国人が必要なのかを確認します。数値は2026年のもので、2026年10月19日に更新された法務部(법무부)のマニュアルに基づいています。
申請先
海外にいる人を招へいする会社は、所在地を管轄する出入国・外国人官署に査証発給認定書(사증발급인정서)を申請します。留学(D-2)、求職(D-10)、E-1~E-6(E-6-2を除く)などで合法的に在留している外国人は、同じ書類で在留資格の変更を申請できます。短期滞在(BとC)、D-3、E-8、E-9、E-10、G-1の資格では変更できません。官署は書類を追加・省略できますので、以下は最低限のリストと考えてください。
会社が準備する書類
| 書類 | 取得先 |
|---|---|
| 査証発給認定申請書(別紙第21号書式) | ハイコリア(하이코리아)の書式ページまたは官署 |
| 事業者登録証(사업자등록증)などの設立関係書類 | 国税庁のサイト、ホームタックス(홈택스) |
| 署名済み雇用契約書の写し | 会社 |
| 納税証明書(납세증명서、국세완납증명서とも) | ホームタックス、発給日から30日有効 |
| 地方税納税証明書(지방세 납세증명서) | ウィタックス(위택스)または政府24(정부24) |
| 雇用の必要性を示す書類:招へい理由書(초청사유서)と外国人活用計画書(외국인활용계획서) | 会社 |
| 雇用推薦書(고용추천서)、必須職種のみ | 職種ごとに定められた官庁・機関 |
| 身元保証書(신원보증서)、一部職種のみ | 会社 |
会社に国税・地方税の滞納がないことが必要です。機械工学技術者、製図士、旅行商品開発者、海外営業員、翻訳者・通訳者など一部の職種には、国民雇用保護の審査基準も適用されます。韓国人の従業員が5人未満で内需中心の会社は原則として招へいが制限され、これらの職種のE-7外国人は韓国人従業員の20%を超えられません。韓国人従業員とは、雇用保険の加入者名簿に最低賃金以上で3か月以上登載されている人です。そのため、こうした会社は通常、開業から3か月たってから申請できます。事業場加入者名簿(사업장 가입자 명부)は4大社会保険情報連携センター(4대사회보험 정보연계센터、4insure.or.kr)で発行されます。
創業初期の小規模な外国人投資企業やベンチャー企業は、創業日から最長5年間、売上実績がなくても専門人材(E-7-1)67職種で外国人を雇用できます。中小企業向けの特例を使う場合は、中小企業確認書(중소기업확인서、sminfo.mss.go.kr)またはベンチャー企業確認書(벤처기업확인서、smes.go.kr/venturein)を添付します。中小企業確認書の有効期間も参考にしてください。
候補者が準備する書類
- 旅券の写しとカラー写真1枚
- 署名済みの雇用契約書
- 資格要件を示す書類:学位証、経歴証明書、履歴書、資格証。海外で発行された書類には韓国語または英語の翻訳を付け、主要な書類は領事認証またはアポスティーユを受けます。
- 滞在地の証明書類(체류지 입증서류):外国人登録と延長のたびに提出します。賃貸借契約書(임대차계약서)、または会社やホテルが住まいを提供する場合は宿所提供確認書(숙소제공 확인서)です。
外国人登録をした外国人が転居した場合、転入日から15日以内に届け出なければなりません(出入国管理法(출입국관리법)第36条)。届け出ないと100万ウォン以下の罰金が科されることがあります(同法第98条)。
賃金要件と契約書の書き方
| 区分 | 賃金要件(2026年2月1日~12月31日) |
|---|---|
| 専門人材(E-7-1) | 年31,120,000ウォン以上 |
| 準専門人材(E-7-2) | 年25,890,000ウォン以上 |
| 一般技能人材(E-7-3) | 年25,890,000ウォン以上 |
| 熟練技能人材(E-7-4) | 年26,000,000ウォン以上 |
この基準は法務部公告第2025-406号によるものです。独自の賃金要件がある職種はその基準に従います。E-7-1の基準は2025年4月1日から年28,670,000ウォンでした。2027年の基準は2026年10月23日時点で公告されていません。
- 契約書には年俸と労働時間を併記し、1日と月間の労働時間を明記します。
- 時給・月給とも最低賃金以上でなければなりません。最低賃金は2026年が時給10,320ウォン、2027年1月1日から10,700ウォンです。
- 前年の1人当たり国民総所得(GNI)の80%を賃金要件とする職種では、中小企業・ベンチャー企業・首都圏以外の中堅企業は最長3年間70%を適用できます。公告額と異なる場合は有利な額を適用します。
- 延長や勤務先変更の際、官署は税務署が発行する前年の所得金額証明(소득금액증명)を確認します。
職種コードの選び方
E-7の職務は、許可されている94職種のいずれかに当てはまる必要があります。職種コードは2026年に番号が改められ、マニュアルは新旧の番号を併記しています。たとえば経営支援管理者(경영지원 관리자)は1212(旧1202)、行事企画者(행사 기획자)は2835(旧2735)です。
一部の職種は官庁の推薦が必要です。2835のうち公演企画者は文化体育観光部(문화체육관광부)の推薦が必須ですが、年間売上50億ウォン以上の会社は事務所長の裁量で省略できます。大学や公共機関が雇用する場合、大企業が管理職を雇用する場合は推薦書が免除されます。
職務の中心に合うコードを選びます。主な業務が推薦必須ではない職種、たとえば経営支援管理者に本当に当たるなら、そのコードで申請し、理由書で適合性を示します。管理者職種は運営部署の状況、部署の人数、管理者の賃金水準を見て審査され、原則として本社運営部署の管理者に限られます。
雇用理由書の書き方
一般に「雇用活用計画書(고용활용계획서)」と呼ばれる書類です。マニュアルは、外国人雇用の必要性、外国人活用計画、期待される効果を具体的に書くよう求めています。次の構成が有効です。
- 候補者の情報:学歴と関連経歴が職種要件に合うか確認し、関連する経歴を漏れなく書きます。
- 採用の経緯:海外採用のルートと選考手続きを書きます。
- 国内採用の努力:求人サイト、インターン制度、大学との産学連携、最近数年の韓国人新規採用数を書きます。
- 外国人が必要な理由:たとえば海外のパートナーとネイティブ水準の英語で専門的な業務を行う必要があり、小さな会社が国内でそうした人材を採用しにくい事情です。
- 担当業務と効果:担当する仕事と会社が得る効果を書きます。
- 活用計画:業務、役割、期待される成果をまとめた職務記述書です。
官署はこの書類についてよく質問しますので、申請する人は内容を十分に理解しておく必要があります。
チェックリスト
- 職種コードを決め、必要なら雇用推薦書を受けた。
- 年俸が2026年の賃金要件以上で、契約書に労働時間を書いた。
- 国税・地方税の納税証明書を有効期間内に取得した。
- 国民雇用保護の基準が適用される場合、雇用保険の加入者名簿を準備した。
- 学位・経歴書類を翻訳し、アポスティーユまたは領事認証を受けた。
- 外国人登録用の滞在地証明を準備し、転居時は15日以内に届け出る。
- 滞在期間が終わる前に延長を申請する(出入国管理法第25条)。
よく目にする韓国語の用語
| 用語 | ローマ字表記 | 意味 |
|---|---|---|
| 특정활동 | teukjeong hwaldong | 法務部長官が指定した職種で働く在留資格(E-7) |
| 사증발급인정서 | sajeung balgeup injeongseo | 雇用主が韓国内で申請する査証発給認定書 |
| 초청사유서 | chocheong sayuseo | 会社がこの外国人を招へいする理由を書いた書類 |
| 외국인활용계획서 | oegugin hwaryong gyehoekseo | 外国人の担当業務と期待効果を書いた計画書 |
| 고용추천서 | goyong chucheonseo | 一部の職種で必要な所管官庁の推薦書 |
| 납세증명서 | napse jeungmyeongseo | 国税の滞納がないことの証明書、30日有効 |
| 지방세 납세증명서 | jibangse napse jeungmyeongseo | 地方税の滞納がないことの証明書 |
| 사업장 가입자 명부 | saeopjang gaipja myeongbu | 事業場の社会保険加入者名簿 |
| 숙소제공 확인서 | sukso jegong hwaginseo | 会社やホテルが住まいを提供していることの確認書 |
| 신원보증서 | sinwon bojeungseo | 一部の職種でのみ求められる身元保証書 |
根拠
- 法務部公告第2025-406号 2026年E-7賃金要件(법무부 공고 제2025-406호) — https://www.hikorea.go.kr/board/BoardNtcDetailR.pt?BBS_SEQ=1&BBS_GB_CD=BS10&NTCCTT_SEQ=1904
- 法務部公告第2025-106号 2025年E-7賃金要件(법무부 공고 제2025-106호) — https://www.hikorea.go.kr/board/BoardNtcDetailR.pt?BBS_SEQ=1&BBS_GB_CD=BS10&NTCCTT_SEQ=1794
- 法務部 査証・滞在民願 資格別案内マニュアル 2026年10月19日版(법무부 사증·체류민원 자격별 안내 매뉴얼) — https://www.hikorea.go.kr/board/BoardNtcDetailR.pt?BBS_SEQ=1&BBS_GB_CD=BS10&NTCCTT_SEQ=1062
- 出入国管理法 第25条・第36条・第98条(출입국관리법 제25조·제36조·제98조) — https://www.law.go.kr/법령/출입국관리법
- 最低賃金法 第10条(최저임금법 제10조) — https://www.law.go.kr/법령/최저임금법
- 雇用労働部 2027年適用最低賃金 時給10,700ウォン(고용노동부 2027년도 적용 최저임금) — https://www.moel.go.kr/news/enews/report/enewsView.do?news_seq=19744
- ホームタックス 納税証明書の申請案内(홈택스 납세증명서 신청 안내) — https://mob.tbht.hometax.go.kr/jsonAction.do?actionId=UTBRDAAA05F001
- 政府24 地方税納税証明書の発給(정부24 지방세 납세증명서 발급) — https://www.gov.kr/mw/AA020InfoCappView.do?CappBizCD=13100000056
- 4大社会保険情報連携センター(4대사회보험 정보연계센터) — https://www.4insure.or.kr
このガイドは2026年10月23日時点の一般的なルールを説明したものです。法律・税務の助言ではありません。法令や書式は変わることがあるため、手続きの前に公式サイトを確認するか専門家に相談してください。

